「・・・・・・・・・梅の、花?」 取り出したのは、指輪が通されたネックレス ピンクダイヤの花びらが、可憐な梅の花の形をしている 「お祖母さんと母さんに、結婚の約束をしてこい、って言われてね」 「・・・・・・・・・」 「僕としては、君の気持ちを尊重したい。・・・明日、家がプロデュースした庭園のお披露目があるんだ」 夜の冷たい風が、月子の髪を撫でて、視界を遮る 話す忍が、時折消えて、揺らめく