日曜日だというのに、月子は甥っ子とお留守番 「お姉ちゃん、どこ行ったんだろ。知ってる?」 甥っ子の晃彦に、姉の行き先を尋ねてみた 「知らなぁい」 「そう・・・。日曜日は、いつも家にいたのにね」 不思議に思いながら、月子はお昼ご飯の仕度に取りかかった その日、静かな園村家に当主の妻・美登里の怒鳴り声が響いた 「いい加減に、しなさ──い!」 「母さん、血圧上がるよ?」