「結構、本気だったんだけどな」

「し、知りませんよ!」


今にも火を噴きそうな程に赤い顔

窓を開けて、熱を冷ます


「月子ちゃん、何してんだろうな・・・」

「・・・笑ってるなら、それでいいです」


流れる景色を見つめて、真子は小さな声で答えた