10分近く、たっただろうか? 寝室の扉が静かに開いた 「僕の書くべき所は、全部書いた。後は、君が書けば出せるはずだ」 「ありがとう、ございます」 離婚届を受け取って、月子は自身の指から、ピンクダイヤの指輪を外した 「お返しします」 「・・・・・・・・・あぁ」 受け取れば、ピンクダイヤが照明で光る 「荷物は、まとめました。残ったものは、全て処分していただいて、構いません」