危険な台詞を残して、忍は部屋を出ていってしまった 「あ、う・・・」 動けなくて、月子は困惑したまま忍を見送った 帰りの車の中、月子は忍に無理を承知で頼んで見ることにした 「実家、に寄っても・・・?」 「・・・・・・僕は行かない」 「すみません・・・」 「僕は行かないだけで、君に行くなとは言ってない」 忍の言葉に、落ちかけた気持ちが元に戻る 「行っても、いいんです?」