騒がしくて、忍がだるそうに目を覚ます


「あ、あの・・・ッ」

「あぁ・・・。寝たりないな」


あくびを噛み締めて、忍が体を起こす


「浴衣を直した方がいい」

「え?」

「乱れてる」


言われて、月子は急いで浴衣を直す


「今は・・・7時前か」


朝ごはんまで時間があると言って、忍は温泉へ向かう準備をし始める


「君はどうする?」

「え・・・?」

「まぁ、この時間は混浴だがな」