「構いません。奥様をお借りしまして、ありがとうございました」 にっこり微笑み、栞は着物の片付けに取りかかった 「行こう、月子」 「は、はい・・・」 月子は忍に腕を掴まれて、部屋を出ていった 「・・・・・・・・・・・・諦めは、ついたわね・・・」 笑って、栞はため息をついた ─────痛い・・・ッ そう言いたいのだが、月子は言えずに我慢するしかなかった