誇らしげに、限られた時の中でしか生きられない花 枯れていって、いつか自分の手の中から消えてしまう 「・・・・・・・・・忍さん?」 寝室の入り口で立ち尽くす忍に、着替えた月子が躊躇いながらに声をかける 「・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・あ、あの・・・ッ」 話すことなく見つめられて、月子は困惑する 「例えるなら、梅の花、だな・・・」 「・・・・・・???」