寝室を出ていこうとする忍を、理生が呼び止める 「そっちの方が酷いんじゃないの?子ども産ませて、家を追い出す、とか」 「追い出すわけじゃない。彼女が望めばの話で・・・」 「愛が無くても、子どもを捨てるなんて、簡単にはできない。・・・母がいない子どもなんて、自分の二の舞にさせたいのかよ?」 理生の言葉に、忍が静かな怒りを燃やす 「母さんは僕を捨てたわけじゃない!」 「だとしても、自分の子どもからも母親を奪うのか?親父と一緒じゃんか・・・」