私は夢を見た。
もがいても
もがいても
はしっても
はしっても
果てしなく続く
暗黒の世界。

走り続けると
やがて1輪の花が
ただぽつんと
寂しそうに咲いていた。

そっとその花に
触れようと
手をさしのべた時に
ふとめがさめた。