「う~ん…
でもその人は夏希を
知りたいって言って
くれたんでしょ??」


「うん」

「メールも明るかったし,
普通に話しかけるのが一番だって!!」


「そっかなあ」


「うん!!」


「ありがと結衣~

それでもう1つお願い!!
あのね~悠哉部活
あるんだあ~」


「それで??」


「お願いっ
一緒にまってて!!」
私は両手を顔の前で
あわせて結衣に頼み込む。

「なーんだ。
そんなことかっ」


「だって1人でいると
いろいろ考えちゃうから…

また今度なんかおごる!!」

「おっけーっ」


もう教室には
2,3人の生徒しか
いなかった。



2人は窓の外の
部活をしている生徒
たちを見ながら
学校の話,
メイクの話などで盛り上がった。