「…朝から騒々しいですね。」
…え?
「……チッ」
エロ野郎が小さく舌打ちを横目で確認しながら
目の前の人を確認した
エロ野郎と同じ
顔をした…双子の兄
疾馬くんだ。
「疾馬、おはよう。お前も座って食べろ」
そう言って、疾馬くんを
手招きをするお兄ちゃん
「騒いでいた原因はこれですか…。」
そう言いながら
ダルそうに料理を見つめながら座る。
…なんか、むかつく。
「まぁ、そう言うなよ。 碧はどうした??」
「まだ、寝てるんじゃないんですか?」
「そうか…、胡桃呼んで来てくれ。」
えっ…
「…あー、うん。分かった…」
寝てるって
分かってたら
疾馬くんが行けば
いいのに…
そう思いながら
渋々、碧くんの元へ向かった。

