★まいんどはーと★




「…朝から騒々しいですね。」



…え?


「……チッ」



エロ野郎が小さく舌打ちを横目で確認しながら



目の前の人を確認した



エロ野郎と同じ
顔をした…双子の兄
疾馬くんだ。




「疾馬、おはよう。お前も座って食べろ」



そう言って、疾馬くんを
手招きをするお兄ちゃん



「騒いでいた原因はこれですか…。」



そう言いながら
ダルそうに料理を見つめながら座る。



…なんか、むかつく。




「まぁ、そう言うなよ。 碧はどうした??」



「まだ、寝てるんじゃないんですか?」



「そうか…、胡桃呼んで来てくれ。」




えっ…



「…あー、うん。分かった…」




寝てるって
分かってたら
疾馬くんが行けば
いいのに…



そう思いながら
渋々、碧くんの元へ向かった。