★まいんどはーと★

 



…エロ野郎っ?!




「翔馬…、おはよう。」




エロ野郎が来た
おかけで
お兄ちゃんはそっと
あたしから離れた。



「亮、これどうしたんだよ?!」




興奮気味のエロ野郎は
勢いよくお兄ちゃん
にそう聞いた。




「ああ、これは胡桃が全部作ってくれたんだ」



「え…っ! ま、マジでこいつが?」




あり得ないっと
言わんばかりにあたしと料理を交互に見る




「……、何よ??」



「あり得ねぇー、料理とか無縁な女かと思った」




なっ…!!



そう言って、
鼻で笑った



こいつ…、一回
ぶっ飛ばさなきゃ
ダメなのかな??



ぐっと拳を握りしめ
怒りを抑えた。



「ま、いいや亮食おうぜっ!!」




そう言って
そんなあたしには目にもくれず席に座る。



「あぁ、そうだな。悪いけど胡桃、疾馬と碧を呼んできてくれ」



えっ…



「あ、…うん。」



本当は、いやだけど…
亮お兄ちゃんの為だし。