び、びっくりした〜…
まだ、ドキドキが収まらない…
「胡桃? …お前本当に大丈夫か?」
「へ?! だ、大丈夫だよ」
ヤバい…亮司お兄ちゃんが心配してる
この場をなんとかしないと…
「あ、えっと…荷物!!ありがとうねっ! んじゃ、あたしはまた整理するから…」
よしっ!!
これで…なんとか切り抜け…
「いや、俺も手伝うよ。二人でやったら早いだろ?」
そう言って、またハニカム
うぅっ…
昔から変わらない…
どこまで、優しいの?!
「い、いや〜、それはいいよ!! そこまで亮司お兄ちゃんに手伝ってくれたら悪いし…」
「お前…いっちょ前に遠慮すんなよ」
そう言って、あたしの頭をガシガシと撫でる
ヤバい…
また、ドキドキが…
頭を撫でながら…
あたしは、亮司お兄ちゃんを見た
やっぱり…
あたし、今でも
亮司お兄ちゃんが
…好き