そして俺の気迫の走りは前を走る12位争いの集団に追い付いた。

無理な追い上げで体力的には、かなりキツい

完走すら怪しい…

「俺は俺の前を走るヤツなんざ認めねぇ…根こそぎぶち抜いてやらなきゃ気が済まねぇんだよ」

ガキの頃鬼ごっこしてた時…誰か1人でも取り逃がした事なんて無かった。

それは今でも変わらない。

俺の視界に入ったからにゃ…俺の後ろ姿を拝ませてやる。