ふたつの想いが重なるころ



みんなあたしの気持ちを知ってるから、必死に謝ってくれた。

4人が恋人同士の中、あたしと崎だけがただの友達同士で、

崎のことが好きなあたしは、いつかそうなればいいななんて思っていた。


やけど、

そんな願いは叶うわけなくて。

崎に想いを告げないまま、東京へと引っ越した。


不完全燃焼のこの恋は、

あたしの中ではまだ終わってへん。