ふたつの想いが重なるころ



あたしは言葉に詰まった。

眞緒に言われて勢いできたものの、

何も考えてなかった。


告白する勇気だって、ない。


「あたし……転校する前の日に、崎と眞緒がキスしてるの見たねん。
やけど、あの時は付き合ってなかったって眞緒言ってた。
あたしが見るよう崎が仕向けたって。
どういうことなん?」


あたしは眞緒から聞いたことを崎に問いかけた。


すると崎はあたしを一瞬見たあと、

ゆっくりと口を開いた。