ふたつの想いが重なるころ



5年ぶりに見る崎の家。

ふと崎の部屋の窓を見ると、

5年前とは違うカーテンがついていて、

月日の流れを感じた。


5年という年月は、何もかも変えてしまった。


けれど変わらない気持ちがここにある。

5年前、

いやもっと前からあたしの中にあるこの気持ち。

崎も同じ気持ちであってほしいと思いながらも、

あたしは意を決してチャイムを押す。