ふたつの想いが重なるころ



「崎どこにおる?」


あたしの言葉にみんなは一斉にハッとなった。

眞緒は微笑むとあたしの手を握りしめた。


「多分家にいてるよ。
夕陽、頑張ってな。
夕陽にはこんなにたくさんの仲間が、ついてるんやから」


まわりを見渡すとみんな笑ってた。

灯莉も亜友美も晃太も誠も。

もちろん眞緒も。


あたしは1人じゃない。

そう思うと心強かった。


「あたし行ってくる!」