救急車の中では、素早く処置されていた。
私は、晃太の手を握り、ただただ祈っていた

「神様、晃太を助けて。晃太をツレテガナイデ」

ぎゅっと目をつぶった

そのときーーーーーーーー「うぅ…葉月…ごめ んな。うぅ…」


晃太が顔を歪めながら私に訴えたーーーーーー