多少の期待を胸に抱きながら 表情を変えずに”何?”と聞いた。 『愁にさ…頼まれた物…はいっ』 家に帰ってきたら、渡してくれればいいのに… そう思いながらも中身を開けた。 出てきたのはライブのチケットと一枚の紙。 ――――空雅と楽しんでこいよ!!――― バカ愁… これは愁なりの応援なんだ。