「…お前がこのカウンター越しにそんな事を言うとは意外だな…だが、お前の方こそ勘違いするなよ…これは人殺しを探す為…そして…真理さんを守る為にやってるって事をな…」

「…っ…ゴメン…なさい…」

…ジョーの言葉にアキラは自分の言動のあさはかさに気付かされ黙り込んだ…

「…ふぅ…」

…ジョーは気を取り直す為にひと息つき真理に話を続けさせた…

「…えっと…それで、あの…知り合いになったヒロさんが、このLuxeのマスターをやっていると聞きここへ足を運ぶようになったんです…その時に佑一君とも知り合いました…」

(…えっ??)

「…ちょっと待って下さい…」