☆マーメイドLOVE☆



「では、そなたのその容姿と声を引き換えに確実なる死の薬をやろう。




魔女はそういい小さな小瓶を差し出した。




「ありがとう。魔女のお婆様」




シアナの声はもう今までの美しい声ではなかった。



容姿は金髪から深紅の髪に。



瞳は金から灰色に。



肌の色は死人の白。



そして皮膚はたるみ醜い姿。



そして・・・・ガラガラのヒキガエルの鳴き声のような声。




薬の対価に奪われたものは大きい。







憎しみにかられた愚かなシアナ。



もうそれはヒトではない・・・・




魔力をもった魔物と化していた・・・・・