私の姿は「人」の姿から人魚の姿に戻る。 「!!!」 私の足は元の綺麗な金色の尾ひれになっていた。 「本当に人魚だったのか」 「そうよ?哀れな人魚姫アシェルの子孫よ貴方達はまた間違いを犯したのよ!私は貴方達の呪いを解こうと陸まできたのに・・・遠い親戚だし?」 どうしようかなぁ~ばれちゃったし。 「それはどういう意味なのですか?」 そこに現れたのは美しい王妃。 「心の綺麗な人・・・貴方はもう少し生きるべきね」 私はそういいながら両手を胸の高さで結ぶ。