「ヴィルトス・・・?」 「・・・・・」 ヴィルトスは返事をするかわりに私に乾いたタオルをさしだしてきた。 「ありがとう」 私は昼間の事を忘れてヴィルトスに笑いかけてしまった。 「怒ってたんじゃなかったのか?」 意地悪そうに微笑みながら近づいて来るヴィルトス。 私は一歩ずつあとずさった。 「そ、それは・・・」 しどろもどろになりながらも身の危険を感じて後ろに逃げる私を楽しそうに見つめながら、ゆっくりと近づいてきた。 怪しい・・・