ヴィルトスSIDE アシェルに頼まれて水を持ってくればアシェルは寝ていた。 「寝たか・・・」 そう呟いて近くの椅子に座る。 しばらく見つめ白く小さな手を握って見た。 そして、また見つめてしまう―――― その寝顔を見つめながら呟いた。 「アシェル・・・・好きだ・・・・」 本人には面と向かって言えてない言葉。 臆病者の俺は、振られることを恐れて言いだせないでいる。 哀れだな・・・ ヴィルトスSIDE END