ここはどこだろう?? 「アシェル。起きたか」 「ヴァルトス?」 私が呼びかけるとほっとしたような顔をし 「だいぶうなされてたぞ」 そうとう何もないのが怖かったのかな? 「もう、大丈夫だから」 「そうか・・・」 私はヴァルトスに向かってほほえんだ。 こんなにも人間に優しくするなんて・・・私・・・変わったなぁ。 「何か飲み物いるか?」 「水が飲みたい」 「分かった。ちょっと待ってろ」 そう言ってヴァルトスは出て行った。