やっとのことでヴィルトスが私から唇を離した。 「何・・・するのよ」 息が乱れてまともにしゃべれない。 ヴィルトスは私よりも背が高くて見上げる形になってしまった。 睨みつける。 そしてら、耳元で甘く囁いた。 ビクッ 「そんな目でにらんできたら逆効果だぞ」 そう言って額に唇を落としてきた。