ヴィルトスは耳元で甘く囁く・・・ 「離さない」 そう言って腕の力が強くなった。 ドクン・・・ドクン・・・ ヴィルトスに聞こえてしまうくらい大きな鼓動。 パニックになってもう何もできずにされるがまま。 私は熱にうかされるように顔をあげてしまった。 その瞬間に唇にぶつかってくる柔らかな塊。 それはいったん離れてもう一度あたってくる。 今度は長く・・・ 苦しい・・・