コト・・・・・コト・・・・ 「う・・・ん・・」 頭が重い・・・それに・・・痛い・・・ ゆっくりっと瞼を開いていくとまず最初に見えたのは・・・ 「だ、誰!?」 「お、やっと目ぇ覚めたか」 ものすっごいいやらしい顔をしたおっさんが私の顔をのぞいていた・・・ 「誰??ここどこ?」 「俺はこの船の「船??」・・・・」 「おい、まずは最後まで聞け」 中年男は丸っこい風船のような腹をゆっくり動かして説明しだした。