「いいわ。見せてあげる」 私はそう言って海の中に入った。 冷たくてきもちいい。 やっぱり海水はいいな。 私は人間の足から人魚のおひれに戻した。 「これでどう?これでもまだ疑うの?」 「ありがとう、疑いはまぁ、晴れたよ」 「アシェル、すぐにでも城に行こう。アシェルのおかげで元気になったんだ」 私はその言葉をうけにっこりほほ笑んだ。 良かった・・・すぐに助けてあげるわ。 あの呪いから・・・