授業が終わった放課後。




今日はお母さんとお父さんは仕事で明日の昼まで帰ってこれないらしく、ずっと一人で留守番。




正直に言って…怖い。




「ユカちゃん…今日私の家とまりにきて。お願い!!」



両手をあわせてお願いすると、ユカちゃんは少し困ったような顔をした。




「えーっと…今日はサトシの家泊まりに行くんだぁ…」




「ごめんね」とユカちゃんは申し訳なさそうに謝るから、私も少し罪悪感。




サトシ君との時間…邪魔はできないからなぁ…。