ごまかしようのない図星をつかれ、私は何も言えずに黙り込む。




そんな私を見て、「いくぞ」とだけ言い、矢崎先輩は屋上に向かって先に行った。




怒らせちゃったかな…。




少し悲しくなりながら、スタスタ歩く矢崎先輩の後をついて行く。




屋上について、私はお弁当、矢崎先輩はパンを食べている最中も、少し間を開けてすわり、二人とも無言。