そう、ドアのところに立っているのは、




「矢崎…先輩…」




なんとも不機嫌な矢崎先輩。




こちらを見ながら三人を凄い目で睨んでいる。




「お前等何してんの??」




昨日とはまるで別人のような低い声に、私でさえもビクッとなった。




三人も、矢崎先輩のあまりに怖い迫力に息をゴクリと飲む。




「「「………」」」




「……失せろ」