ユカちゃんに背中をおされ、私は目をきつくつむる。




スカートを握り、不思議そうに私をみる斗真に向かって口を開けた。




「あ…あの…今日とと斗真の家いってもいひ??」




声が裏返っちゃった。




恥ずかし…。




「別にいいけど」




平然とする斗真から返事をもらい、ユカちゃんが私の背中を痛いくらいに叩く。



「がんばれ」