「そこーイチャイチャしないでくださーい」




サトシ君の冷やかすような声と共に、さっきまでの温もりが消える。




ちょっと寂しいなぁ…。




俯く私に、いつの間にか隣にいたユカちゃんが耳元で何か言った。




「今日家いっていい??って聞きなさい」




「な……ななな何言ってんの!!」