【完】極上♡恋愛主義

泣いちゃだめ…斗真の事で泣くなんて、馬鹿みたいだもん。




「そうですか。よかったですね」




気のせいかもしれない……ほんとに一瞬だったから。



斗真が悲しそうな顔をしたのは。




「あっそ…俺もお前なんかどうでもいいし」




次の瞬間、斗真の薄い唇が、沙世さんの唇に重なった。