【完】極上♡恋愛主義

「へぇ〜…三好さんはそんな平気でヘラヘラ笑ってられるんだ」




教室から一歩だけでた私の耳に入った声は、あきらかに斗真のもの。




私は少し疑いながらも斗真を見た。




自分だって…ヘラヘラ笑ってるじゃん。




女の子に囲まれて、私がいるのに一言も声かけてくれないじゃん。




私の事好きじゃない斗真には関係ないじゃん。