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あの日から数日、斗真と尚ちゃんとは口を聞いていない。




斗真は、廊下ですれ違っても目もあわせてくれないし、尚ちゃんとは気まずくて話せない。




「はぁ…」




なにもかもどうでもよくなって、私は大きな溜息をついた。




「胡桃…大丈夫??」




「うん。全然大丈夫だよ」