放課後になると、クラスのみんなはぞろぞろと帰っていく。




掃除当番の私とユカちゃんと尚ちゃんをのぞいて。




「はぁ〜…掃除とかダリィ…」




「ほんとよ。どうして私達がやらなきゃいけないのよ」




全く動かずぶつぶつと文句を言う二人に対して私はせっせっと掃除をこなしていく。