あの後、二人で手を繋いでみんなのもとに戻ると、ユカちゃんとサトシ君がニヤニヤしていた。




「胡桃ぃー!!おめでと!!」



走りながら私に近付いてきて抱き着いたユカちゃん。



ギュッと私を抱きしめるから、私もギュッと抱きしめかえした。




すると、私達がベリッと剥がされる。




「胡桃は俺のもんだからさわらないでもらえる??」