【完】極上♡恋愛主義

一瞬、全校生徒がシーンと静まると、またざわつき始める。




矢崎先輩は一人口をポックリ開けながら私を見ていた。




…みんなしてそんなに驚かなくても。




「おっ!!なんと学園のマドンナがえらんだのは矢崎斗真さん!!さぁ矢崎さん走ってください!!」




司会らしき人の声で、ようやく矢崎先輩が私のほうにきた。