だってよ…




「中田尚汰だって??」




真顔でサトシを見る俺に、よくぞきいてくれましたと言うと、話しを始めた。




いや…俺の覚え間違いかもしれない。




いつもは軽く無視するサトシの話しを、俺はじっと聞いていた。




「中田尚汰はねぇ〜今一年の中で1番モテている男だよ。タイプで言うと斗真みたいな冷血君かな??」