俺には言うけんりないから。




もう何もないから…




――――――……




「おー斗真!!はよ」




次の日。




朝なのにやたらテンションが高いサトシを無視して自分の席につく。




すると、いじけたふりをしてサトシが俺のところまでついてきた。




「酷いぞー!!馬鹿野郎」




「うっせぇな」