「……グスン……行かなくちゃ……」




昼休みになってようやくましになった目のはれを確認し、私は立ち上がった。




ちゃんと終止符を打たなきゃ。




隣にいるユカちゃんは、そんな私を不自然そうに見ていた。




「胡桃。矢崎先輩の所いってから変だよ。何かあったの??」




「うん…私気付いたの」