いつもは絶対言わない事を言った私に、一瞬目を見開いたが、再びいつもの顔にもどる矢崎先輩。




…も、今日はどこか余裕がなさそうな顔をしているような気がする。




先輩は、吸い込まれそうな瞳で私を捕らえると、顔を近づけた。




「何言ってんの??…もうキスするから」




何を言われてるのか理解できなかった。