「嘘つくなよ」




「………えへ///」




「……っっ///言えよ///」



心配かけられないから言えません。




とは、口が裂けても言えない。




「へぇ〜…39.2℃を36.2℃って…俺を騙せると思うなよ」




「すいません……」




嘘がばれ、ショボンと小さくなる私のオデコに氷水をあてながらじっと私を見る矢崎先輩。