微かにピンク色

川口 春、18歳

分厚い眼鏡に暗い表情

だらしない猫背に太った体

重たい天然パーマ


「変わってやろうじゃん…。」


静かに何事もなく、静かに過ごした高校生活、静かに胸に秘めた恋をしていた高校生活。


それが、あんな形で幕を閉じた。


ワタシ、川口 春。


ワタシの中で何かが変わった。

あんな惨めな思いはもう2度と………


したくない。


あの悪魔たちに膝をついて謝らせたい。


それだけじゃ足りない。
治まらない。



あいつらなんかに絶対見下されたくない。



絶対に………。



きれいになってやる。
誰もが振り返る女になってやる。


あいつらが、あの悪魔たちがどれだけ愚かなことをしたのか…


知らしめてやる!!!!



これからワタシが誰もが振り返る美人になることをまだ誰も、そしてワタシ自身も知らないかった………。