格納庫に到着、第504駆逐小隊の隊員達が整列する。
8人。
俺の左側に、もう九条の姿はない…。
「それでは任務を説明する」
御手洗少佐が隊列の前に立った。
「1357時、本州と四国を繋ぐ橋の本州側に、朱雀群が出現したという報告が入った。数は未確認ながら、相当数であると予想されている。橋付近は現在通行止めになっているが、周囲には市街もあり、そちらに朱雀が侵攻すると大きな被害が出る。我々はそれを未然に防止、朱雀群を速やかに駆逐する」
8人。
俺の左側に、もう九条の姿はない…。
「それでは任務を説明する」
御手洗少佐が隊列の前に立った。
「1357時、本州と四国を繋ぐ橋の本州側に、朱雀群が出現したという報告が入った。数は未確認ながら、相当数であると予想されている。橋付近は現在通行止めになっているが、周囲には市街もあり、そちらに朱雀が侵攻すると大きな被害が出る。我々はそれを未然に防止、朱雀群を速やかに駆逐する」


