ふと、そんな声が頭の中に響いた。
「え……」
その声が幻聴だったのか、確かに聞こえた声なのか。
それを確認する暇もなく。
「!?」
突然、『轟天』背部装甲が展開。
俺は高高度で、『轟天』甲冑内から投げ出されてしまった。
「な!?」
驚く他ない。
俺は何も操作していない。
後になって、あの整備の少女兵から聞いた話だが、作戦行動中に機械甲冑の後部装甲が誤作動で展開するなどという事は、構造上100パーセント有り得ないのだという。
それが起きた。
…俺は空中を落下しながら、甲冑のみで玄武に突進していく『轟天』に対して叫ぶ!
「九条…お前まで!!!!!!」
「え……」
その声が幻聴だったのか、確かに聞こえた声なのか。
それを確認する暇もなく。
「!?」
突然、『轟天』背部装甲が展開。
俺は高高度で、『轟天』甲冑内から投げ出されてしまった。
「な!?」
驚く他ない。
俺は何も操作していない。
後になって、あの整備の少女兵から聞いた話だが、作戦行動中に機械甲冑の後部装甲が誤作動で展開するなどという事は、構造上100パーセント有り得ないのだという。
それが起きた。
…俺は空中を落下しながら、甲冑のみで玄武に突進していく『轟天』に対して叫ぶ!
「九条…お前まで!!!!!!」


